高品質なオーダー家具を安く手に入れるコツ

コラム, 家具の選び方

「オーダー家具=高額」というイメージが強いですが、こだわりのポイントを絞ることで、価格を落として予算内に手に入れることが可能です。この記事では、オーダー家具の価格を抑えるための具体的なポイントを紹介します。


オーダー家具のご提案

1.こだわりポイントを絞る

1.1板の厚みを工夫する

テーブルや棚などの天板は、厚ければ厚いほど高価になります。板を薄くすることで材料費が抑えられ、作業がしやすくなるため、その分のコストダウンが期待できます。特に厚みにこだわりがない場合は、お知らせいただければ強度に問題がない範囲で適度な厚さを選定いたします。


1.2シンプルなデザインを選ぶ

家具のデザインがシンプルであればあるほど、製作にかかる手間が減り、コストも下がります。例えば、脚の形状は丸みを帯びたデザインよりも、四角く直線的なデザインの方が安価に仕上がります。特にモダンでミニマルなデザインを好む場合、シンプルな構造は見た目の美しさとコスト削減を両立させる賢い選択です。


1.3必要な材料の色味だけを指定する

もし樹種にこだわりがない場合は、「色味」だけを指定し、具体的な木材の種類にはこだわらないこともオーダー家具では有効です。たとえば、「オークに似ている明るめの色」といった色味だけの指定であれば、予算内で手に入る最適な材料をご提案します。これにより、同じような仕上がりでもコストを抑えることが可能です。

神奈川の無垢材家具 テーブル

1.4フルオーダーよりセミオーダー

1から新しい家具をデザインして製作するフルオーダーは価格が高めになります。もしinahono furnitureのオリジナル家具の中に好みのデザインがあった場合は、それをもとにサイズや樹種の変更をするセミオーダーがオススメです。フルオーダーよりも価格を抑えてご提案することが可能です。


2.必要最低限のサイズ・機能

2.1抽斗(引き出し)は最小限に

抽斗は非常に手間がかかるため、その数が多いほど製作コストが上がります。本当に必要な数だけに絞り、必要以上に抽斗を付けないことが節約のポイントです。収納棚において中身が見えないようにしたい場合は、抽斗の代わりに棚板と扉を付けた方が価格が抑えられます。

無垢材テレビボード

2.2サイズを適切に設定する

オーダー家具の大きさも、価格に大きな影響を与える要因の一つです。必要以上に大きな家具を作ると、その分材料費や作業費が増加します。使用する場所や用途に合わせた適切なサイズを選び、余分なスペースや高さを抑えることで、コストを効率的に削減できます。ただやみくもに小さくすると利便性にも影響が出てくる場合があるので注意が必要です。慎重に検討したい項目です。


3.その他

3.2一部DIYで仕上げる

もしDIYを趣味でしている場合などは、最後の仕上げを自分で行うという方法もあります。特に研磨や塗装であれば、ご自分でも行うことが可能です。自分で仕上げることでメンテナンス作業なども自分でできるようになり、より長く家具を使っていけるようになります。また愛着も更に湧いてくることかと思います。


3.3一度に複数の家具をオーダーする

もし同じ家具を複数欲しい場合は、まとめてオーダーすると、ひとつだけを製作した場合にくらべて価格が下がることがあります。テーブルや椅子、棚などをセットで注文することで、全体のコストを下げることができるので、大きな家具を複数必要な場合は、まとめて注文することを検討してみましょう。


まとめ

オーダー家具は高価というイメージがありますが、こだわりポイントを絞り、他の部分で工夫することで、相場よりも安く手に入れることが可能です。板の厚みやデザインのシンプルさ、素材の選択など、賢く妥協するポイントを見極めることが、コストダウンの鍵となります。

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧