樹種について
木について
WOOD in the earでは製作に主に無垢の木を使います。
木は生き物ですのでそれぞれ育ってきた環境によって木目が違います。
真直ぐ育った木もあれば、曲がって育った木もあります。
季節の移り変わりの違いで年輪幅も違ってきます。
また枝があった場所には節が現れたりと板に個性が現れます。
私達は長い年月をかけて育ってきた木の個性を活かして家具を製作していきます。出来上がった家具の木目から木の個性を考えるのも楽しいかもしれません。
樹種
良く使う樹種はブラックウォルナット・ナラ・チェリー・ハードメープルの4種類です。
●ウォールナット
クルミ科の木でブラックウォールナットとも呼ばれたりします。主な産地はアメリカの中央部~東部。 色は紫がかった濃い茶褐色で、濃い色の樹種の代表とも言ってよいほど人気があります。触り心地もツルツルしていて気持ち良いです。
通常は経年変化で濃くなる樹種が多いのですが、ウォールナット材は年月が経つにつれて段々と明るみが増してきて赤みがかってきます。
お部屋の雰囲気は濃い家具ならではの落ち付いた印象になります。また、小物やポイントで使うことでお部屋の引き締めを狙うのも良いです。
○ウォールナット材での製作例
その他のウォールナットの製作例を見る
●ナラ
ブナ科コナラ属。主な産地は日本、ロシア、中国です。
色は最初は明るい薄茶色から経年変化で少し濃い褐色へと変化します。 木目も美しく、目立ち過ぎず控え目すぎない自然な感じ。比較的穏やかな山形になる事が多いです。 昔から良く使われている材料なので一般的に『木』と言った時に連想される色や木目です。ナチュラルな雰囲気の材料をお探しならナラ材は最適です。どんな場所にも良く合う樹種です。 アクセントに節を入れたりしても重くなりすぎず無垢材の雰囲気を感じれます。
○ナラ材での製作例
●チェリー
バラ科サクラ属主な産地は北米。ブラックチェリー・アメリカンブラックチェリーとも呼ばれます。チェリー材の一番の特徴は経年変化の楽しさ。初めは淡いオレンジ色をしてますが、月日が経つにつれて濃いオレンジ色の褐色に変わってきます。 変化のスピードも他の樹種に比べて早いので変化を体感しやすいです。きめ細かい木肌で触り心地もツルツル。木目は淡い感じに出ます。日本のサクラと似ている樹種ですが、 どちらかというとサクラは和風、チェリーは洋風の感じに仕上がります。
○チェリー材での製作例
その他のチェリーの製作例を見る。
●メープル
カエデ科主な産地は北米。ハードメープルとも呼ばれます。樹液からメープルシロップが取れる木です。何といっても白さが綺麗な材料です。経年変化により黄みが増してきていわゆる飴色になってきます。 見た目の軽さとは違って広葉樹の中でも固い材料です。木目はあまり目立たず、肌触りはとても滑らか・ツルツルです。メープル材は精練された白さから部屋の印象を明るくしたい時に最適です。
○メープル材での製作例
メープルのその他の製作例を見る。
その他の樹種でも製作可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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